早稲田大学政治経済学部生のブログ

早稲田大学政治経済学部在学生のブログです。政治や経済、社会問題などについて大学生目線で考えます。たまに趣味の話も!

バニラエアと木島さんの問題をまとめてみたpart2

 


 

 

こんばんは!ご覧いただきありがとうございます。

今回は前回の続きの記事となります。前回の記事はご覧いただきましたか?まだ読んでないという方はぜひご覧ください!

 

oyryu.hatenablog.com

 

 Part1ではバニラエア問題の概要について説明しましたが、Part2では問題に関する議論についてまとめてみたいと思います。

 

この問題に関してはネット上でさまざまな意見が上がっています。それらをざっとまとめてみましょう。

 

バニラエアへの批判

  • 設備がなかったことがすべての発端。設備さえ用意しておけばよかった。
  • 対応が悪い。おんぶするなどの対応はできなかったのか。
  • 復路で同じ人が乗るとわかっていたのに対応しなかったのはなぜなのか。

木島さんへの批判

  • 事前連絡せず設備ないとこに突っ込んでいくなんてただのモンスタークレマー。
  • LCCにサービス求めようなんてナンセンス。それがいやならJALANAを利用すればよい。

こんなところでしょうか。細かいものを上げ始めればキリはないですが大まかにこんな感じ。

数に関しては、Twitterで見る限りですが圧倒的に木島さんのことを批判するコメントが多いように感じます。

しかし著名人が2人、木島さんへの批判に異を唱えます。1人は木島さんと同じく車いす生活を送る乙武洋匡さん、もう1人は乙武さんに賛同する形で木島さんを擁護した、橋本徹さんです。

 

www.huffingtonpost.jp

こちらの記事をお読みください。同じ車いすユーザーという目線で今回の問題について述べられています。

 

この記事を読んだ橋本さんの意見がこちらです。

twitter.com

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ここで私の意見を述べます。まず、バニラエア側に問題があったことは明らかです。それこそ橋本さんが言うようにストレッチャーを用意してさえいればよかったのですから。障害者差別解消法から見てもこれは問題です。

しかし、この問題に関する議論の本質はもっと別のところにあるのではないでしょうか。橋本さんの意見は少しずれているように感じます。「バニラエア側に問題があった」というのは前提で、木島さんの行動の是非について考えるべきであると私は思います。

つまり、事前連絡をしないことについて。これに関しては、木島さんは空の安全をなめている、空港職員・航空会社職員への配慮がいっさい足りないと私は思います。

車いすのお客様は、機内で座ることができる座席が決められています。

一例を挙げれば、非常口の前のような足元の広い座席は、介助やお手伝いを必要とする方はお座りいただけません。当然車椅子のお客様にも非常口座席はご利用いただくことができません。

 

同じように、車いすのお客様は通路側のお席にお座りいただくこともできません。

ABCと窓側から3席並んでいるような場合は、A席にお座りいただくことになります。

体が不自由なんだから通路側のC席の方が便利だと誰もが思われるかもしれませんが、緊急事態を想定した場合、車いすの方がC席にいると、AB席の人が脱出できなくなります。通路をブロックされてしまえば、後方の人たちが脱出できなくなってしまいます

http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2918

この文にもありますように、事前連絡を求めるのにはそれなりの意味があるのです。木島さんは自身のブログの中で、「現場レベルの対応で十分」と述べていますが、「現場レベルで十分」かどうかを決めるのは木島さんではないでしょう。「現場レベルで十分」でないから事前連絡を求めているのです。空席が多い便でしたらすぐに座席変更などもできるでしょうが、満席であればそうはいかないでしょう。航空会社の職員はもちろん、ほかの乗客にまで迷惑をかけることになります。

 

バニラエアの奄美線に関しては、事前連絡をしていれば搭乗できなかったようですが、そんなことは関係ないと私は思います。「事前連絡をすれば搭乗できないので事前連絡せず搭乗しよう」というのは無茶ではないでしょうか。それがバニラエア側に問題があったとしてもです。

乙武さんはこの木島さんの行動に対して、「あえて波風を立てていくことが必要な場合もある」としています。しかしこれは「あえて波風を立てていくことが必要な場合」に当てはまるでしょうか。バニラエア側は数か月以内に改善する予定であったのに、あえて波風を立てなければならないのでしょうか。私はそうは思いません。他に問題はたくさんあると思います。

 

今回の私の意見はすべて、バニラエア側に問題があったことは前提で述べました。LCCだからといって許されないでしょうし、バニラエアは正式に謝罪しています。

障害者だとか健常者だとか関係なく、サービスを受ける側は「客だから」といってなんでもしていいわけでない。相手への配慮もある程度必要である。というごくごく当たり前のことを言ってこの記事を締めたいと思います。

 

ご覧いただきありがとうございました!ご意見などありましたらコメント欄へお願いします!

 

バニラエアと木島英登さんの問題をまとめてみたpart1

 

 

こんにちは!ご覧いただきありがとうございます。

今日は只今大炎上中の、バニラエアと木島英登さんの問題について私の意見を交えながらまとめてみたいと思います。

 

問題の発端

発端はとあるニュースが流れたことです。それはなんと、格安航空会社のバニラエアが乗客である車いすの男性・木島英登さんに対して、搭乗の際に階段式のタラップを這って登らせたというのです。

 

f:id:oyr4838151ryo:20170701144824j:plain

*1

階段式タラップ

 

多くの場合飛行機に乗るときはボーディングブリッジ(搭乗橋)を使いますが、LCCに乗るとこの階段式タラップを使うことがよくあります。理由は駐機場の利用料が安いから。LCCはこういったところでコストカットして、あの安さを実現しています。

 

木島さんは関空奄美の往復便を利用していました。その便は関空ではボーディングブリッジ、奄美では階段式タラップを利用する予定でした。木島さんは関空の搭乗カウンターで、奄美の階段式タラップの写真を見せられ、「歩けない人は乗れない」と言われました。木島さんは「同行者の手助けで上り下りする」と言って搭乗し、奄美では同行者が車いすごと木島さんを担いで階段を下りました。

 

問題はその二日後。復路便に乗る際に、空港職員から「往路で車いすを担いで下りたのは規則違反だった」「同行者の手伝いのもと、自力で階段昇降できるなら搭乗できる」と言われます。

来た時同様に同行者が木島さんを車いすごと担ごうとしたが、空港職員に止められます。そこで木島さんは車いすを降り、階段を腕の力だけで一段ずつ上がっていきました。空港職員は「それもだめです」と制止しましたが、木島さんは上り切りました。

 

 

私はこのニュースをはじめに見たとき、強い憤りを感じました。というのも、私が見たテレビのニュースではまるでバニラエア側が木島さんに階段を這いあがることを強要したかのような報道がされていたからです。実際しらべてみると木島さんは(そうするしかなかったとはいえ)自分の意思で這い上がったようなので少し怒りは収まりました。それでも、あーこれはバニラエア燃えるぞ~と思っていました。(笑)

 

木島さんの炎上

しばらくしてニュースを追ってみると、バニラエアはもちろん燃えています。ところがなんと被害者であるはずの木島さんも燃えているではありませんか!なぜ木島さんが炎上する事態になったのでしょうか。

 

車いすである事前連絡をしていなかった

 まず第一に、というかこれが全てかもしれません。木島さんは車いすである事前連絡をしていませんでした。バニラエアは以下のように事前連絡を求めています。

 

 

1. 車椅子をご利用のお客様へ

予約時

以下の3点をお知らせいただくため、ご出発日の5営業日前までに車椅子 仕様確認フォームを弊社へFAXまたはお問い合わせフォームより送付してください。

車椅子 仕様確認フォーム

奄美大島線ご利用のお客様へ

奄美空港施設要件に伴い、奄美空港出発/到着時にターミナルに接続されている搭乗橋をご利用いただけない場合がございます。
その際には、階段昇降機をご利用いただいての階段昇降となります。
事前の確認事項がございますので予約センターまでお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。

 

 *2

また、木島さんは自身のブログで飛行機に乗るときはいつも事前連絡はしない、と書いています。

これまで10年間、全日空を利用しているが、予約の際に「車椅子」であることを伝えたことはない。
批判もあるかもしれないが、言う必要もないと考えている。

 

30分後。 なんとか乗れるようになったみたいで、慌てて案内される。
案内先では「申し訳ございませんでした。ご搭乗できますので、ご安心ください」と謝罪。
交渉成功のポイントは、仮に搭乗できなくても構わないと覚悟し、
その場合は人権問題として裁判も辞さないという毅然とした態度に係員がおじけづいたこと。
裁判でどちらに非があるかは、彼らにも明らかなのだから。

出典:http://www.kijikiji.com/consultant/japan/japan.htm

 

 んー、これは横暴な気がする、、

 

騒動を引き起こそうという意図があった?

バニラエアで車いすの方のための設備がないのは奄美空港だけでした。また、奄美空港でも7月より対応する予定だったという話もあります。加えて、木島さんはバリアフリー研究所の代表として講演会などを行い、収入を得ているようです。このため木島さんがあえて騒動を引き起こし、一種の売名行為を行おうとしたのではないかという声が上がっています。

 

他にもマナー違反が、、

木島さんのブログにこんな記事があります。

 

・トイレはどうするのか?

小は座席でするので何も心配ない。大はしないように体調管理する。 
毛布やジャンパーで隠して、バレないようにこっそり容器に取っている。医療器具は使用しない自力排尿。
隣が席を外したときや、寝ているときなど、隣の迷惑にならないように、するタイミングは計らう。
今までに、周囲から苦情を言われたことは一度もないし、気づかれたこともない。

 

・座席でトイレをしてはいけない。

そりゃ、普通にトイレに行ければ良いが、トイレに行けないから、座席でするだけである。

毎度毎度フライトアテンダントがアイルチェアーをもってきてトイレに連れていってもらうのは大変。
忙しいときなどは、手助けはしてもらえないため、行きたいときにトイレに行きづらい。
座席で尿をとることは最善ではないが、最も効率的な解決策である。互いの手間が省ける。

説明しても航空会社は認めづらいだろうから、以降、チェックインのときは、
「機内ではトイレには行かない」と伝え、実はこっそりしている。柔軟な受け答えということで許して欲しい。

 

出典:http://www.kijikiji.com/toko/air/alitalia.htm

これは今回の件には直接関係ないですが、かなり批判されています。

たしかに乗務員の方に気を遣う気持ちはわかりますが、これはありえないでしょう。寝ているからといって隣でトイレされたら誰だって嫌ですよね。匂いだってあります。こぼれることだってあるかもしれません。なんでも自力でやろうとすることは良いことかもしれませんが、こういった場面では他人に頼ってほしいものです。

 

 

長くなってきたので一旦ここで終わりたいと思います。次の記事では引き続きバニラエア問題、特にネットでの議論、乙武洋匡さんや橋本徹さんの意見に焦点を当てて考え、自分の意見を述べたいと思います。

 

 

 

 

初投稿、自己紹介!

 

 

こんばんは!ご覧いただきありがとうございます。初投稿ということで自己紹介からさせていただきます。

 

自己紹介

私は現在早稲田大学政治経済学部政治学科で学んでいます。そのため政治や社会問題に触れる機会が多いのですが、それらへの関心が薄い人でもわかりやすいようにまとめてあるサイトはまだまだ少ないなと感じています。

このブログでは、ある政治や社会問題に関して1から調べ始めた人でもその概要を理解できるよう、なるべくわかりやすく平易な文で、問題の流れを説明することを目指します。もちろん主観的な意見も述べますので、意見に対するコメントもお待ちしております!

 

また、お堅い話ばかりではなく、私の趣味や日常に関する話もしたいと思っています。いや、させてください。(笑)

 

ブログのタイトルが大学名なので早稲田を目指す受験生の方もご覧になるかもしれないですね!早稲田合格のための勉強法やおすすめ参考書等もいろいろ知っていますので、需要があるならばそれについても書かせていただきます。読んでみたいという方はコメントよろしくお願い致します!

 

それでは、また(^^)